【出展情報】カオス*ラウンジ新芸術祭2016 市街劇「地獄の門」

福島県いわき市で開催されている芸術祭に出展しています。

カオス*ラウンジ新芸術祭2016 市街劇「地獄の門」

http://chaosxlounge.com/tgoh/

 


メインヴィジュアル

市街劇「地獄の門」

『カオス*ラウンジ新芸術祭2015 市街劇「怒りの日」』は、 1970年代に寺山修司が考案した「市街劇」をオマージュし、福島県いわき市平(たいら)地区の複数会場をツアー形式で巡回させる、新しい形の芸術祭として好評を博しました。『カオス*ラウンジ新芸術祭2016 市街劇「地獄の門」』は、「カオス*ラウンジ新芸術祭」の第2回目として、市街劇「怒りの日」の続編として、市街劇形式を踏襲しながらも、新しいテーマと新しいアーティストたちを加えて開催します。

 

市街劇「怒りの日」では、平安時代の名僧「徳一」、浄土宗の袋中上人、いわきに残る不思議な「浦島伝説」や「死人田」といった「近代以前のいわき」へと遡り、「ありえたかもしれない福島」「ありえたかもしれない歴史」を描くことで、想像力による「現実からの脱出」を試みました。

 

今回の市街劇「地獄の門」では、近代以前の歴史、物語から、近現代へと視線を向けます。たとえば、KOURYOUとサイト制作チームは、「怒りの日」でカオス*ラウンジが扱ったいわきの伝説を徹底的にリサーチし、ウェブ上に広大な「伝説マップ」を作り上げました。そして、いわきの郷土史家・夏井芳徳の短編小説「キツネ裁判」を「二次創作」し、現代の物語へと変形してゆきます。また、現代美術家集団であるパープルームは、大正時代に平地区で活動し、洋画家の若松光一郎や詩人の草野心平らを輩出した前衛美術集団「X会」を自らに「憑依」させ、X会とパープルームと名づけられたインスタレーションを展開します。岸井大輔は、いわきに残る「龍燈伝説」を震災後の物語として読み替える「戯曲」を制作。市街劇をいわきの海岸線全域へと拡張します。さらに、今回はいわき出身、在住の現代美術家・吉田重信も参加しています。

 

近代以前から現代へと歴史をたどりながら、「ありえたかもしれない神話」を、「ありえたかもしれない前衛」を描くうちに、私たちは「現実からの脱出」のみならず、私たちが目にしている現実や歴史そのものへの介入にとりかかるのです。

 

【開催概要】

展覧会名:カオス*ラウンジ新芸術祭2016 市街劇「地獄の門」
主催:合同会社カオスラ

特設サイト:http://chaosxlounge.com/tgoh/

会場:もりたか屋〈福島県いわき市平三町目34番地〉…ほか複数会場

開催期間:2016年9月17日(土) − 10月10日(月) ※土日祝日のみオープ

開催時間:11:00−19:00

観覧料:1,000円(高校生以下は無料)

お問い合わせ:info@chaosxlounge.com

キュレーション、演出:

黒瀬陽平(美術家、美術評論家)

参加アーティスト:

秋山佑太、井田大介、一輪社、井戸博章、梅沢和木、梅田裕、岸井大輔、ク渦群、後藤拓朗、サエボーグ、酒井貴史、竹下昇平、竹下晋平、X会とパープルーム、藤城嘘、吉田重信
KOURYOUとサイト制作チーム(共同制作:制作会社ちょもらんま 作品提供:一輪社、qp、福士千裕、しわしわ、新関創之介、後藤拓朗、ク渦群、藤城嘘、岸井大輔 文章提供:江尻浩二郎 翻訳、協力:平間貴大、松本しげる、高田マル、伊藤聖来、小原隆史)