【出展情報】chaos*lounge 市街劇『小名浜竜宮』

福島県いわき市で開催されている市街劇「小名浜竜宮」に出展しています。

http://chaosxlounge.com/ryugu/

 


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市街劇「小名浜竜宮」

『カオス*ラウンジ新芸術祭2016 市街劇「地獄の門」』との同時開催展として、小名浜地区の複数会場を使った市街劇「小名浜竜宮」を開催します。平地区で開催される「地獄の門」と同様に、複数会場をツアー形式で巡回させる市街劇形式の展覧会で、いわきに伝わる独特の「浦島伝説」をもとに、総勢16組ものアーティストが新作を発表します。

 

いわきには奇妙な「浦島伝説」が残っている。浦島と乙姫が結婚し、ふたりは子どもを授かるが、乙姫は難産に苦しむ。そこで、いわき市平の西部にある閼伽井嶽薬師の力を借り、無事出産することができた。それからというもの、毎年、乙姫が火の玉となって夏井川を遡り、閼伽井嶽薬師までお礼参りに来る、というものだ。これをいわきでは「龍燈伝説」と呼ぶ。

 

小名浜地区を流れる藤原川水系、さらにその西にある鮫川にも、火の玉が川を遡る龍燈伝説が無数に残っている。そして小名浜の海岸線一帯の目立った岬には、高い確率で「八大龍王」を祀った碑がある。龍宮岬、と名づけられたところまである。龍神や蛇神は水にまつわる神なので、昔から津波や高波の被害に悩まされてきた小名浜に祀られているのは当然のことだろう。小名浜は、今も昔も漁師町であり、毎年遠くの海から男たちがやってくる。そして、東北一と名高い歓楽街には「姫」たちが待っている。
荒ぶる龍神や蛇神によって押しよせる波の犠牲となった死者の記憶と、海を渡ってやってくる男たちと「姫」たち、そしてその子どもたちの記憶。いわきに残る「龍燈伝説」は、それらの記憶が重なりあった物語なのではないか。

 

市街劇「小名浜竜宮」は、小名浜地区の複数会場といくつかの「チェックポイント」をツアー形式で巡回しながら、震災後の「龍燈伝説」を語る。

 

【開催概要】

展覧会名:市街劇「小名浜竜宮」

いわき市 まち・未来創造支援事業
共催:UDOK. 、合同会社カオスラ

特設サイト:http://chaosxlounge.com/ryugu/

会場:UDOK.(福島県いわき市小名浜本町29−2) …ほか複数会場

開催期間:2016年9月17日(土) − 10月10日(月) ※土日祝日のみオープン
開催時間:11:00−19:00

観覧料:無料

キュレーション、演出:
黒瀬陽平(美術家、美術評論家)

参加アーティスト:
秋山佑太、荒木佑介、井田大介、岸井大輔、今井新、中島晴矢、パルコキノシタ、藤城嘘、村井祐希、柳本悠花、山内祥太、KOURYOU、弓塲勇作、 KOURYOUとサイト制作チーム